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列車を降りたがそこはトンネルの中。冷たい空気が漂う不思議な駅だ。ホームの中間にある分厚そうな扉がある。な んだか秘密基地に来たような音を鳴らして自動扉が開く。扉の先には簡素な待ち合い室があり、長椅子がおいてある。 と、ホームとは別にもう1つ同じ頑丈な扉があるではないか。こちらもぎこちない音を鳴らして扉が開く。階段だ。と にまあこの階段を上がるとしよう。階段を上がりきったところは駅舎の中のようだ。しかし、駅舎の中とはいえ、駅の 中にいるという感覚が全くを持って感じられない。むしろ公民館、もしくは近所の集会所にいるような感覚と行った方 が正しいであろう。階段の付近に時刻表と運賃表があるくらいで、それ以外では駅と判断することは不可能なちょっと 北越急行のポスターが多い集会所となってしまう。壁には北越急行だけでなく、地域の催し物のポスターなども貼られ ていた。また、大きな凧や、賞状などが飾られていて、やっぱり集会所のような雰囲気だ。飾ってあったカレンダーも 北越急行のはくたかの写真が載っているものだった。そのほかにも駅舎の中には、トイレや畳部屋など、ここまで来る と集会所以外ありえない構造となっている。 外に出るとどうだろうか。冬場は大雪が降り、気温が下がるため扉は2重方式である。外へ出ると、山あいにポツン と駅舎が立っていて、目の前を方側1車線の道路が通っている。道路のガードレールの先はコンクリートの崖になって いて、約10メートル下に川が流れている。訪問時は前日からの大雨で、増水・濁っていた。駅周辺に人通りはなく、 車も30分に1台通る程度だ。駅舎の裏には駐車場、そして変電所のようなものがある。ちなみにこの変電所の策の一 部は土砂崩れによって倒壊していた。駅舎を正面に見て左右両側にちょっとした芝生地帯が広がる。いろいろと興味深 い点が多かったが、ホントに人影がない。 | ||